長いこと写真を撮っていますが、2年前ぐらいから長時間露光が好きになりました。
氷のような水面と、そこに映し出される反射光、光源から光が広がる光芒、動くものの軌跡が映し出される光の流れ、など長時間露光の写真には、魅力がたくさん溢れています。
長時間露光には、三脚が必須であり、持っていくのを面倒と思うこともあります。また、家に帰ってパソコンに取り込んだ後でないと、写真の出来栄えも想像できません。それでもパソコンのモニターに映し出された映像を見ることがとても楽しみで、いい写真が撮れた時の嬉しさはひとしおです。
長時間露光にハマる以前、一時期HDRに凝りました。WEBサイトに紹介されたHDR画像は、とても魅力的に見えました。
そこで、カメラのHDR機能を使ってカメラから出力されるHDR画像を楽しんだり、カメラのオートブラケッティング機能を使って異なる露出の写真を撮って、パソコンでソフトを使ってHDR画像を合成したりと、いろいろと試したりして楽しみました。
そんなときに、たまたまWEBサイトですごく魅力的な写真をみかけました。その写真に記載された撮影データには、シャッター速度40秒とありました。長時間露光でこういう写真を撮れるのであれば、是非やってみようと思いました。
長時間露光をやってみたところ、思いの外おもしろく、今に至っています。
HDRと長時間露光、どちらも現実に見える景色とは若干異なります。今見えている景色から、出来上がりの写真を期待・想像して、期待通りの結果を得るための撮影条件を仮定して写真を撮る。その後、家に帰ってから結果を見る。期待通りであれば、いい写真そのものが嬉しくあり、また自分の仮定が正しかったことも嬉しくもあります。一方期待はずれであった場合は、条件などを見直して、次回再チャレンジとなります。
写真というのはすべて、被写体まで含めて仮説・検証を繰り返すことで、いい写真が撮れていくものだと思いますが、HDRや長時間露光においては、これが顕著だと思います。
いまは、横浜の水のある風景や夜景を主に撮っています。いい写真を撮れることもあれば、そうでないこともありますが、これからも続けていきたいと思います。

シーバスが通過しています。

鏡面のような水面と、光芒に魅力を感じています。

この日は風が強く、水面は波立ってました。長時間露光で、波立ちが面白い模様になっています。この写真を撮ったとき、偶然観覧車が停まっていました。